森岡美智特別な人間になろうと頑張るのではなく、より自分らしく生きること

笑いヨガに初めて出会ったのは2011年の夏、東日本大震災の5ヶ月後でした。四国は無事で、私の家族、知人、友人にも被災者はいませんでしたが、それでも私達も精神的にとても苦しみ、痛みを分かち合いました。 恐らく日本中の、そして世界中の人々がショックを受け、困惑し、怒りや悲しさを感じていたのではないかと思います。事実を知ることが重要だと分かっていながらも、毎日のメディアの報道はあまりにも過酷で、感情移入しやすい私の心はあまりにもの悲劇に耐えることができず、プチ鬱状態に陥ってしまいました。

そんな時に笑いヨガのセッションがあると人から聞いたのです。

笑いヨガとは何かさえ、全く知りませんでしたが、笑いヨガという言葉を聞いただけで「絶対に参加しよう!」と即決しました。
その1時間のセッションは本当に楽しく、参加者皆で大笑いをすることができ、私は震災後初めて、明るい気持ちで元気に前向きに物事を考えることができたのです。そして、「これこそ今日本が必要としているものだ!これこそ自分自身を、家族を、友達を、そして被災者の人達を救える方法だ!」と感じました。

私はその日のうちにインターネットで笑いヨガに関する情報を集め、地元でリーダー養成講座が近く開催されることを知ると全く躊躇せずすぐに申し込みました。そしてその1年後の夏には、Dr. カタリアのティーチャートレーニングを受けにインドへと旅立ったのです。

笑いヨガを1年続けて、そして特にDr.カタリアのトレーニングを受けて言えることは、笑いヨガをすると確実に、より優しい私でいられるということです。それは、生まれ変わって、よりよい人間になるというわけではありません。私は昔の私のまんまです。

私も含めて、誰でも長所もあれば短所もあります。ただ、笑いヨガは自分の長所をより表面に引き出す助けをしてくれるのです。優しさや人を愛する心、思いやりの心などは誰でも持っているはずです。けれど、極度のストレスを感じていたり、鬱状態にある時は人に優しい言葉をかけたり、忍耐強く人に接したりすることは困難です。が、笑いヨガでしばらく笑い続けていると、優しさや心の温かさ、忍耐強さが、無理をしなくても自然に湧き出てきます。

それは愛に満ち溢れた特別な人間になろうと頑張るのではなく、より自分らしく生きること、自分自身が既に持っている長所、つまり本質を引き出すことだと思います。笑いヨガを始めることで、本当に久しぶりに私は自分に自信を持って、自分を愛することができるようになりました。

私はクリパルヨガのインストラクターを仕事としており、ヨガのアサナ(ポーズ)も健康にとって非常に重要なものであると信じています。しかし、今笑いヨガは、クリパルヨガと同様に私の人生の重要な一部になり、今後一生続けていくつもりです。私には子供の頃から人を助けたい、人に貢献したいという強い思いがあり、そのせいもあってヨガを自分の天職だと信じ教えています。が、これからは笑いヨガティーチャーとして、通常のヨガのクラスへの参加が困難であった方にも、健康な生活へのお手伝いができるものと、とても嬉しく思っています。

最後に、Dr. カタリアについて一言申し上げます。彼がもたらしたものは、まさしく世界中の人にとっての癒しであり、最高の財産であると思います。Dr. カタリアとそして今世界中にいる笑いヨガリーダー、ティーチャーの皆様一人ひとりが世界を変えています。Dr. カタリアの教えは非常に明確で、同時に寛容であり、そして何よりも一番私の印象に残ったのは、彼のフレンドリーさです。偉大な笑いヨガの師匠としてではなく、ただ一人の人間としてそこに存在している、誰とでも分け隔てなく気軽にコミュニケーションをしてくれる、そんな気さくさが彼の魅力の一つだと思います。

笑いヨガを深めたいと思っている方、機会があれば、ぜひぜひDr. カタリアに会いに行ってみてください。笑いヨガを学んだり、資格を取ったり・・・という理由だけではなく、ただどうやって笑いながら生きるかを目の当たりにするよい機会になるはずです。

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