Kyoko Watanabe2010年10月、地元のヨガフェスタで私は笑いヨガと出会いました。その5年前からヨーガ教室へ通っていたものの心身は絶不調、今思えば軽いうつ状態でした。それを打破したい一心でヨーガを一から学ぼうと、インストラクターコースの受講を目前に控えた状況での笑いヨガ初体験でした。

その後もクラブに時々参加しましたが、当初は「笑いは身体に良い」と頭で理解するだけ。実際は周りの人が気になって頑張りすぎ、終わる頃には疲れて時には頭痛を起こしていました。

心地よさを体感できたのはその1年後。2011年11月、思い切って参加したリーダー養成講座でした。

2日間の笑いを通して、「これをせねば」「こうあらねば」という “ねばねば教” の中にどっぷり浸かっていた自分に気づき、頑張らなくていいと知り、ようやく自分本来の素直な笑い方ができました。それ以降は笑いヨガでの頭痛は皆無です。

その後もヨーガの勉強との同時進行で、クラブ主宰や体験会講師、ティーチャーの資格取得、様々なワークショップへの参加…ここ数年のこうした経験で私を取り巻く環境はガラリと変化しました。私が変わったのです。

以前の私はすぐにイライラして不機嫌になったり、なにか不都合があると人のせいにしたり、言動で人を傷つけることで自己嫌悪に陥ったり。自分のことが大キライで、消えて無くなりたいと思った時期もありました。

それが今では、嫌なことが起こっても落ち込む時間は最小限、ごきげんな時間が圧倒的に多くなりました。

出会う人たちや出来事はいつもベストなタイミングと思え、感謝するようになりました。

自分や他人に対する寛容の心を学び、良いことも悪いことも全て含めて人生は素晴らしい!

そんなふうに思える自分がとても愛おしい。

こんな風に変われたのは笑いのチカラに他ならないのです。

2016年2月、ついに私はインドでDr.カタリアに会うことができました。

1995年にわずか5人で始まった笑いヨガ。これをDr.カタリアが継続していなければ私はインドに赴くこともなく、辛く苦しい状況を脱することはできなかったかもしれない。

そう思っただけで涙が溢れ出ました。

笑いヨガ初体験の日から既に5年余り。随分と時間がかかりましたが「やめずに笑い続けてきて本当に良かった!」笑いヨガとの出会いに心から感謝した瞬間でした。

さらにインドで確信したことは

「アーサナ(ポーズ)をするか、笑うかの違いだけで、笑いヨガの本質、深い部分はヨーガの智慧(哲学)そのもの」であり、「笑いヨガは心身を解放させ、人と人を繋ぐ最強の手段」であるということ。

今現在とても笑える状況ではない、暗く長いトンネルの中にいる人でも、生まれてから一度も笑ったことのない人は誰ひとりいません。

笑いヨガは作り笑いから始めます。子どもの遊び心をもって笑うことで、無邪気で純粋無垢な本来の自分に出会えます。

家族に歓迎されこの世に誕生した赤ん坊の頃と何も変わらず、あなたは独りではない、愛される存在であると同時に周りの人に愛を与える喜びの存在であることを知ります。

それは人と人を繋ぐ大きなエネルギーそのもの。

笑うことで心身が解き放たれ、喜びに満ちあふれる人生を手にできることを、1人でも多くの人に知ってほしいと願っています。

プロフィール

渡辺恭子(わたなべ きょうこ)

新潟県上越市在住

・笑いヨガティーチャー

・(社)日本ヨーガ療法学会認定 ヨーガ療法士

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